2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「残念だな、結局君の目も恨まれるようになってしまったなんて。」 「悪かったな、世界を救えるような強さはないんだから・・・。」「でも・・・、俺は信じているよ。何があってもね。」 「頼りすぎも程々にしろよ、弓使いさんよ。」「やだなぁ、目が悪いこ…
憎いなぁ これが運命だなんてね。 まるで神様が悪魔のようだよ。 いや、むしろ自分はそうとしか見ていなかったのかもしれない。 だって、自分を殺してまで一人の人間を不幸にさせるかい? 運命、定め、筋書き・・・・・・・ 全部全部全部、俺たちを不幸にす…
今思えば関わりなんて山ほどあった。 2人で勉強したことも、ノートを見せ合って笑ったことも、いじめられた時守ってくれたことも・・・ 全部全部全部、思い出じゃないか。 俺はそれを自分の記憶から消そうと必死だった。 友達なんて居ても意味など無いと思…
「アルネス・・・・・」 彼は俺を見た。 茶色の髪が目にかかり、よく表情が見えなかった。 でも口元は何故か笑っていた。 「・・・久しぶり・・・だね、元気だったかい・・・?」 何故笑う?何故そんなことを聞く? 死にそうなのに・・・、苦しいはずなのに…
町がゴーストに襲われた。 赤色に燃え盛る炎、青色が綺麗な空も今は灰色だった。 その影響なのか何なのか俺の青い髪はその時だけ好かれた。 巡って巡って逃げ回る人々を横目で見て溜め息をつく。 剣と剣がぶつかり合う音は毎回よく聞こえた。 ただ今回は異様…
俺は転校生、ちなみに頭は悪い! 頭が良くなることに憧れはそうそう抱かない訳だけどね。 さて、俺は他人と友達になるのが異様に得意な訳。 その得意な事とは裏腹に、俺は孤立してしまう呪いを持っているわけだ。 まぁ一週間に一回くらい家に籠ってれば問題…
※観覧注意 朱音のセンスの欠片も無いはいねちゃんのネーミングセンスを汚した台詞集です(( マジで観覧にはお気を付け下さい。 OKな方はどぞ↓ ゲール・ブレード(イフレ) 「俺の力、思い知らせてやる!」 「俺が負けない限りこの風は止まない!だから勝つ…
はいねちゃんが考えてくれた秘奥義に台詞をつけたらカッコいいんじゃないかと想像して勝手に付けました♪((氏 はいねちゃんゴメンね、自分也にこれでも頑張ったんだよ! 無駄に長いです!!(( ということで興味のある方はどうぞ! 「氷風裂襲撃」(ルミナ…
変な奴が転校して来た。 変な奴がクラスに居た。奴は無駄にクラスに慣れた。 奴は無駄にクラスに否定された。話す勇気は無い。 話す勇気は有っても良い。何故助けようとする? 何故助けようとしない?信じなくていいだろ。 信じたら当たりかな?汚れてしまう…
「俺弓なんて使えてみちゃったらすごいと思われる?」 内心弓を見たときから使えるはずもないのに興奮していてその感情を抑えられていなかった。 別に弓を使ってハンターになろうとかそんな気さらさら無い。 ただいざという時に使えたら最高にカッコいいっし…
「ごめんなさいアルネス…」 あなたが嫌いな訳じゃないの……。 「いいんだよ、今までありがとう。」 それでもあなたは笑うのね……。 「元気でね……。」 自分にかけられた呪いに苦しむあなたを見ていられないの……。 「うん、母さんこそね。」 そんなに悲しそうに…
ある日見つけた茶髪の少年。 彼はどうやら目が悪いらしい。 彼はそのことを誰にも自分から言わなかった。 でもうまく隠せていなくて、ノートに書く字なんてぐちゃぐちゃに汚く、字は大量に間違っていたため、全く読めなかった。 週に一度は登校せず、しかし…
母さんが俺を嫌がった理由、それは俺が将来失明してしまうかもしれないことだ。 生まれつき目の病が引っ付いてきて、どんどん目が悪くなっていった。 俺はメガネなんてかけないけども。 いや、かけても何故か視界がぼやけていたんだ。 俺が弓を武器に選んだ…
俺が自由人に見えるって?うん、よく言われるよ。 でもさ、個性っていいもんじゃん? 俺が考えるに、個性のない人間なんて居ないと思うぜ。 他人を馬鹿にする人間だって、馬鹿にされる人間だって 互いが互いの個性と合わないからそういう関係が出来上がる。 …
優しさの裏の影、温もりも忘れた。 欲望に溺れ堕落した人々。 周りにはどうしようもない人が溢れていた。 まぁ自分もそうなのだが否定しようと何も変わらない。 誰かに笑われること、傷付けられること、どれも人生らしい。 だが本当にそれがあっていたらこの…
「よっしゃ!最高な発表だったぜ!!」 自分が学校で夢を語った時、友達が欲しいと語った時、大量の人数に笑われた。 思わず駆け出そうとしていたのに、一際大きな声で叫んだ少年がいた。 「アルネス」と言う、元気で声の大きな少年だ。髪を小さく右側に結び…
俺は何一ついいところが無い。 なのにあの少女は俺が素晴らしい人だなんて言う。 俺を無理に助けようとする。 俺なんかを助ける為に自分の命をも犠牲にしようとする。 助けて欲しいと、本当は心の底でずっと叫んでいた。 ただ、俺はある少女が死んでしまった…
盗みなんて、何が楽しいんだろう。 結局は人の夢を奪う最低な行為なのに。 この悲しみと切なさの中に、俺は誰かの優しさを求めているだけだ。 あんなに人の冷たい心を見てきけど、どこかの誰かはもしかしたら… 「俺に本当の優しさを見せてくれる…?」 こんな…