ゴースト×ゴースト小説、地獄の果てまで
はーい、こんにちはー!ちゃんと本編だよ←
あのー…多分大分前に書いた神様の話と重ねて読むと矛盾点だらけで頭おかしくなると思うので読み返すのよしてください() 下手したらこのシリーズ内だけに限っても矛盾点があるか…も……
ホントにねー!でも新しい方が正確な設定だと思ってくださいね!すみませんホントに!!!!気軽に指摘を……
で、前に喋った妄想しかない小説、近い内に修正して気まぐれでUPするかも…です←
楽しみにしてくれるなら応援してくれれば早まるかもね!!!←
はい!ふざけたこと言ってないで本編ですね!今日はイングリーネ目線。彼がウォリスに投げ掛けた言葉とは?
前書き長くなっちゃったー!では、どうぞ!!
創造神に敵わないことは、この城に入ったときから分かっていた。
圧倒的な力と張り詰めた緊迫感、縄張りに入ってしまった時点で自分達はこの女に支配されていたんだ。
ファルシードだって、きっとそう。
神として転生して、その時から…当たり前のように城の中に居た。
今更逃げようだなんて思わないさ。戦おうだなんて馬鹿なことはしない。
なんだっていい。受け入れてやろうじゃないかお前の言う運命を。
一生ここから出られなくたって。
「…ウォリス」
一生こいつに頭を下げ続けることになったって。
「なんでしょう」
…一生『お前』に恨まれたって、後悔なんてしないぞ。
「俺が代わりになってやるよ」
やっと、ウォリスの顔から笑みが消えて。
…そう、その顔が見たかった。
「いくらだってあいつの代わりになってやるさ。それがどれだけ永くたって、あいつが苦しむことになったって。俺がいつかお前に一発かましてやれるその日までずっと、お前の傍で待っててやるからよ…。」
「…だからあいつを解放しろよ。」
何をそんな驚いた顔をしているんだ。ずっとあいつを縛り付けていた自覚ならちゃんとあったくせに。
「…いいんですか?あの子はそれを望んでいないわ。」
望んでいないだって?笑わせるな。望んでいないのはお前の方じゃないのか。
「どうせ、いつか縁を切るつもりだったくせによく言うな。これからもっと執着していくくらいなら早いうちから裏切った方があいつのためにもなるはずだ。…それともなんだよ、怖いのか?」
ウォリスは特に表情を変えることもないまま目を合わせ続けていた。
どうしてウォリスがここまでファルシードに拘るのかはいまいち分からなかった。
でも、俺に出来ることなんて、一つだと思う。
「…そう、ですね。…私も、変わらなければいけないわ…」
俺はきっと、この神の世界で最高の『悪役』になるんだ。
その為にきっと、神になった。
(…そう。ファルシードにどれだけ恨まれたって…)
「…ふん、この俺が世界の終わる時まで付き合ってやるぜ。」
あーあ…折角の二度目の人生も随分なお人好しだな、俺は。
ウォリスの真剣な眼差しを前に、遠くで大きな音が響いた。