ゴースト×ゴースト小説、硝子の幸せ。

三人の仲良しが居たらしい。

笑顔が素敵な三人は悲しい運命に呑み込まれる。

でも友情だけは忘れないように…

忘れ去られた人間の話。

少年少女は幸せを求めたんだって。

「ずっと仲良しって約束しよう?」
髪の長い少女が言った。
「いいよ、ずーっと一緒ねっ」
笑顔の明るい少女が言う。
「じゃあもし変なこと言ったら罰金100万円!」
声のよく響く少年が言って。
あははとみんなで笑いあう。そんな素敵な日常に飢えていた。

あんな不幸があったら、笑顔も忘れるものなのかも。

とある日のこと、町はゴーストに襲われ何をしようにも出来ない状態にあった。
さっさと非難してみんなに会いたい。
願いはそれで一致していた。

誰もが焦りと共に家を飛び出し大人たちの忠告も無視で走り去っていった。

これが幸せを地獄に替える行為になるとは…。

迷子になり道も分からなくなった少女。
大人達に手を引かれ非難することになった少女。
ゴーストに攫われ、自由の利かなくなった少年。

地獄が始まった。


−後書き−
宿題面倒臭いよぅ((

ただ会いたくて、大好きな友達の元へ。
しかしそれも叶わぬ願い。
少年少女は悲劇を迎えてしまう。
地獄の始まりを終えた……