ゴースト×ゴースト小説、聖戦の開幕

「行くわよ!ウォリス!!」
湖の中からウォリスの神殿へ向かったグランディーネ。

「負けないんだからっ」
全力で走り、カルルの下へ向かったルクレツィア。

「我等に勝利を!!」
草原から高き丘に向かったノルヴェランス。

「来ましたね、愚かな水神。」
創造神ウォリスは全く動じず、少女と向き合う。

「そんな…ウチ敵じゃ…」
全く炎は燃え盛らず、ただ呟くカルル。

「俺のこと忘れてもらっちゃ困るぜ?」
ノルヴェランスと戦う為、雷鳴を轟かすイングリーネ。

六人は戦う。未来の為に。
輝かしい未来を目指す六人の想いが交差し、戦いへと向かった。

しかし、決意の固い者も戸惑いのある者も居た。
たとえどんな想いがあろうと戦わなければならない定め。
それを十分に自覚する子供達。

それぞれが抱える悩み、憧れ、望み……。
それが互いに交差し、火花を散らすのが戦だ。

誰かが望む、輝かしい未来。
ウォリスが望む、謎に包まれた未来。

たとえどんな未来になろうと立ち向かうことは義務。

「輝かしい未来に変えてやるわ!」

「負けるもんですかっ!」

「限り無き幸せを……っ」

「創造されし者、苦しみを改めなさい。」

「お願いっ…ウチの望みを……!」

「今に見てろ……!」

第一次戦が、幕を開けた。


−後書き−
みんなこんにちはー^^
最近は忙しくて書き溜めてぽいぽい更新してたんだけどこれからは用事が(あんまり)なくなるから毎日の勢いで書こうと想いまーす。
ちなみに一番溜めてたときは4作くらい溜めてました((殴
ごめんなさい><

ついに始まった神達の争い。
しかし力が圧倒的に強い者、戸惑いのある者、信念の強き者…
沢山の者達が集った。
しかしまだ参加しない神達も。
それぞれ逃げ道を探しているのかそれとも…?
想いを抱きいよいよ第一次戦の開幕!

次回もお楽しみに!