ゴースト×ゴースト小説、時空を越えて。

暇つぶしです、本編とはあまり関連がありません。デヴィーセの設定まとめだと思って気軽に見て下さい><


枯れた花、乾いた大地。
僕はそれを見た。
聖域の花畑は終わった、無くなった。
創造神ウォリスが壊した。

残酷な未来。誰しも笑うことは無いだろう。
僕は一刻も早く神を止めたい。
時なんて司りたくも無い。
誰か僕の代わりをやって欲しい。

時空神として創られた時の服もどこかへやったし、今は、結局創られてしまう人間の服を着てる。

人間のように平凡に生きた方が気分がいいし、気が楽。
背負うものが何も無い幸せが、体全体に伝わる。

悪党を貫くための弾丸の音が頭に響く。
僕は戦わなければならない。
決して変えられない未来の為に、相手を傷つけなきゃいけない。

僕が見た未来は幸せそうでもないし、不幸そうでもない。
誰かが誰かの為に働き、誰かが誰かに救われ、誰かが誰かに殺される。

何が不幸で何が幸運なのか、全く検討がつかない世の中。
本当にこれがウォリスの望んだ結果なのか。

最終的には邪神に壊されてしまうのに……
何故こんな世界を創ったのだろう。

その答えはどれだけ頑張っても導かれないのだ。
幾ら時を進めても、他人の心が読めるわけじゃない。

そんな答えの分からないことだらけの世界で、僕は生きてく。

永い永い、時空を越えて。