ファイブレオリキャラ企画にて小説?〜ルビー編〜

お姉さま・・・私は一体何をしているの・・・?
結局私は小さな存在で誰にも見られることもなくて、誰も気にすることもない、見えないような存在なのかしら・・・
「はぁ・・・」
考えるだけで惨めだわ、こんな小さな部屋に入って。
何を考えても結局は自分がどれだけ馬鹿で儚い存在なのかってこと。
あなたのように綺麗になりたいってこと。
私は輝くようなルビーではないってこと。
ルビーのようだと言われたこの瞳も今は濁っているわ。
恨み恨み恨み恨み恨み・・・憎い憎い憎い憎い憎い・・・
あぁ、こんなことしか考えられない悲しい辛い苦しい・・・
私を支えてくれる人なんていないわ・・・
だって・・・
「こんなに小さくて惨めなんだから・・・!!」
机を蹴った。
誰だって同情するだけ、馬鹿にしないで!
全部全部、お姉さまが悪いんだから・・・。

私を見下すのはもうよしてよ・・・。